北上川流域ものづくりネットワーク

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本会の概要

名 称

  北上川流域ものづくりネットワーク

設 立

  平成18(2006)年5月17日

会員数

  220会員(企業、学校、団体、行政) 令和5年5月19日時点

代表者

  佐藤 満義
  (北上工業クラブ 会長、岩手製鉄株式会社 代表取締役社長)

事務局

  〒023-0053 岩手県奥州市水沢大手町1-2   
         県南広域振興局経営企画部内
     電話 0197-48-2421、FAX 0197-22-3749

ごあいさつ

  これまでのご支援に対する感謝と新たな時代の人材育成のために

 北上川流域ものづくりネットワークは、企業、学校、行政が一体となって連携し、北上川流域を中心とした岩手県のものづくり産業を支える人材育成を目的に、平成18(2006)年5月に設立されました。振り返りますと、平成20(2008)年の世界金融危機、平成23(2011)年の東日本大震災、平成28(2016)年の台風10号被害など経済や自然災害の大変動を乗り越え、これまで活動が続いてきたことは会員をはじめ皆様のご理解とご協力の賜物と感謝申し上げます。
 令和の時代を迎えた現下の岩手県、特に製造業が集積する県央から県南にわたる内陸部は、あらたな企業進出も加わり安定した成長が続くなかで、人手不足などの問題も抱えています。地域に貢献する産業人材を育成する当ネットワークの活動はこれからも更に充実が必要と感じています。
 平成28(2016)年の創立10周年記念式典では、今後の10年のスローガンとして「地域に育ち地域に貢献する」を掲げました。ものづくりにおけるさらなる生産性向上と競争力強化に向けて、自動化、AI・IoTの導入、海外人材の受入れ、海外への進出等、求められる産業人材像が変化するとともに、少子化、学校再編、若者の県外流出など若い人々を取り巻く環境も大きく変わりつつあります。企業、学校、行政の連携をさらに高め当ネットワークの活動を充実させてまいります。とくに今後は、沿岸、県北地域の県内ものづくりネットワークとの関係を強化し、全県の課題に取り組み地域への貢献を高めていく所存です。皆様の一層のご支援をお願い申し上げます。

北上川流域ものづくりネットワークの概要と沿革

設立の背景

設立の背景

 岩手県が目指す「自立した地域社会の形成」の実現のために不可欠な競争力のある地域産業、特に製造業の活性化に貢献する優れた産業人材の育成を目標に、平成17(2005)年5月「いわて産業人材育成会議」が設置され、約半年間の検討を経て、同年11月に「いわてのものづくり産業を担う人材を育成するための新しいしくみについて」と題した提言が、知事に提出されました。この提言において「産学官が一体となった人材育成体制の構築」が打ち出され、「地域ものづくりネットワーク」を県内に設置することになりました。

設立と会員構成

 平成18(2006)年5月17日、県内で最も工業集積が進んでいる盛岡周辺から一関にわたる北上川流域を広くカバーする、産業界・教育界・行政機関等を会員とする連携組織として『北上川流域ものづくりネットワーク』が発足しました。
 当ネットワークは、主に盛岡地域、遠野・花巻地域、北上地域、胆江地域、一関地域の企業、工業クラブ、商工会議所・商工会等の産業界、工業系高校や大学等の教育界、県および市町とそれぞれの教育委員会の行政関連の会員で構成されています。

設立と会員構成

主な活動

 当ネットワークは、企業会員の皆様の年会費と県予算を財源として事業を行っています。小中学生から若手企業人まで、広く深く、ものづくりに関わる人材育成に寄与する事業を展開しています。各年度の事業は、毎年5月開催の定時総会で会員の皆様に審議と承認をいただいています。毎年の活動は、「活動報告」のページよりご確認ください。

主な事業

小・中学校対象事業

「ものづくり」に親しみキャリア教育の一環として地域の製造業の理解のための企業見学や出前授業の支援。学期間の休みに保護者とともにものづくりを体験する「ものづくり体験教室in工場」の開催など。

工業系高校生対象事業

資格取得を通じて将来のものづくりを担う高校生の技術・技能の向上を目指す実技講習会や進路選択のための工場見学・出前授業の開催支援など。

学校教員対象

教科学習やキャリア教育のために地域の企業を知る企業見学会や工業系高校教員の専門技能と指導法を高めるアドバンス・ゼミの開催。

企業対象事業

業種を超えてものづくりを学び合い、交流を深める「ものづくりいわて塾」や「からくり改善勉強会」の開催。

主な活動成果

  • 第3回「キャリア教育推進連携表彰」優秀賞受賞

     当ネットワークは「第3回(平成26年度)キャリア教育連携推進表彰」優秀賞を受賞いたしました。この賞は、文部科学省と経済産業省が共同で、教育関係者と,行政や地域・社会,産業界の関係者が連携・協働して行う地域全体での学校を中心としたキャリア教育の取組を表彰するものです。児童・生徒の職業理解の促進や職業意識等の醸成と、企業が求める若手人材の確保・育成といった点で、連携した推進体制が充実している点などが評価されました。受賞理由等詳細は以下のファイルをご覧ください。

  • 北上川流域ものづくりネットワーク「10周年記念事業」

     当ネットワークは平成28年に満十周年を迎え、記念事業を開催いたしました。北上川流域ものづくりネットワーク10周年記念大会が、平成28年11月24日にホテルシティプラザ北上にて盛大に開催されました。また、北上川流域の工業系高校へ工業教育に活用いただくための記念品を贈呈いたしました。会員の皆様のご協力で10周年を迎えることができ、これまでの取組へのご支援に対し、深く感謝申し上げます。活動状況報告は、以下のファイルをご覧ください。
     北上川流域ものづくりネットワークは、次の10年の方向性を踏まえて、北上川流域を中心としたものづくり産業人材の育成を推進していきますので、引き続きご支援をよろしくお願いします。

当ネットワークに入会をご検討される方は、以下のページをご覧ください。